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2011年06月20日
ウィリアムモリス
ウィリアムモリスの名前を知ったのは今年はじめ。京都の帯屋さんがモリスのデザインを初めて帯にした発表会でのこと。そのときの第一印象は「なんじゃこりゃ」。その後、柄が少し増え、自分のモリスワールドが少し広がります。お恥ずかしながら、インテリアでは超有名のモリスの事を何も知らなかったのですが、インテリアやら本やら資料やら色々見ているうちにモリスの良さがわかってきて、改めて帯を見てみると、そのモダン感覚が今のスッキリ着物に合わせるとピカイチにお洒落になる事を発見しました。西洋の古典も日本の古典である正倉院文様も元をたどると同じ源流に行き着くからなのか?100年以上前のイギリスのデザインが今の着物に新しい息吹を吹き込むというのも不思議な感じです。もちろん、帯屋さんの超絶技巧あっての事。中途半端な技術では良いデザインも安っぽいものになってしまいます。そして、モリスの帯展。モリスファンが以外に多く、自宅のインテリアがモリスずくめという方も少なくなかった。新しい視点で着物のお洒落がひろがりそうです。写真はモリス展にあわせてお客様がアレンジしてくださったお花。モジャモジャのツルがモリス的なのだとか。ありがとうございます。
Posted by +yasu at 18:18│Comments(0)