› 浜松の着物屋まったりBLOG呉服きょうはま › 着物の歩き方
2011年08月26日
着物の歩き方
京染め組合より、いつものポスターが届きました。今年は祇園の杏佳さん。毎度のことながら舞妓さんには完成された美しさを感じます。
ところで、この前「猫と作家」?というテレビ番組をみていたら、夏目漱石役の鶴見辰吾さんが着物を着て不自然な歩き方をしていました。両手を指の先をのばして.腿の上の両足の付け根当たりに手のひらを当ててテクテクと。ちょっと不自然だけど、着物の歩き方としては良いと思うのです。着物の歩き方にはいろいろあるようですが、まず「腰から上を振らない」がいいと思います。幼少期より学校などで、西欧式の歩き方、つまり「足と反対の手を出す」を身体に叩き込まれているので、日本古来の「足と同じ方の手を出す」歩き方はもうできない。ウォーキングはもちろん、ぶらぶら歩いても、無意識のうちに「足と反対の手を出」してしまいます。そうすると身体がねじれるので、まっすぐ着ている着物が無理に斜方向に伸ばされ、着崩れていくのだと思います。だから鶴見辰吾漱石の歩き方は良いと思います。時代劇をみていると、日本古来の「足と同じ方の手を出す」歩き方をする武士がいますが、これだと、肩で風切る感じでモノモノしいですから、、。はじめは鶴見辰吾漱石の歩き方で初めて、慣れてくると(すぐ慣れますが)腿(もも)に手を付けず、手を振らず歩けます。
ところで、この前「猫と作家」?というテレビ番組をみていたら、夏目漱石役の鶴見辰吾さんが着物を着て不自然な歩き方をしていました。両手を指の先をのばして.腿の上の両足の付け根当たりに手のひらを当ててテクテクと。ちょっと不自然だけど、着物の歩き方としては良いと思うのです。着物の歩き方にはいろいろあるようですが、まず「腰から上を振らない」がいいと思います。幼少期より学校などで、西欧式の歩き方、つまり「足と反対の手を出す」を身体に叩き込まれているので、日本古来の「足と同じ方の手を出す」歩き方はもうできない。ウォーキングはもちろん、ぶらぶら歩いても、無意識のうちに「足と反対の手を出」してしまいます。そうすると身体がねじれるので、まっすぐ着ている着物が無理に斜方向に伸ばされ、着崩れていくのだと思います。だから鶴見辰吾漱石の歩き方は良いと思います。時代劇をみていると、日本古来の「足と同じ方の手を出す」歩き方をする武士がいますが、これだと、肩で風切る感じでモノモノしいですから、、。はじめは鶴見辰吾漱石の歩き方で初めて、慣れてくると(すぐ慣れますが)腿(もも)に手を付けず、手を振らず歩けます。
Posted by +yasu at 08:08│Comments(0)