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2015年12月25日
正統派の奥深さ
昨今の婦人雑誌をパラパラ
とやっていると
白っぽいキモノや
モノトーンのスッキリしたもの
が巾を利かしているようであります
そんな洋服感覚なキモノスタイルも
かっこいいのですが、
柄に柄を合わす着物ならではの形には
とっても深い魅力があります
古臭くならない柄に柄の着方は
着物初心者には難しそうな課題ですが
最近出版された
「原由美子のきもの暦」は
とってもいい教科書になりますね
元祖スタイリストらしい
センスのよいコーディネートは
普遍的な日本の美意識が感じられ
安心して見ていられるものばかりです
京濱のスタイルにも通じるものがあって
おすすめの1冊です。
これに羽織やコートなどの
コーディネートが載っていれば
もっと面白いものになったのですが、、。
写真の本の下に写っているのは
新着の羽裏地です。水彩画のような
格子柄のパステルカラーです。
春色羽織にピッタリ。
Posted by +yasu at 18:00│Comments(0)