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2018年10月30日
備えより覚悟
急に涼しくなりました。ついこの前まで冷房を入れていたと思いきや、早、暖房を入れたという方もいらっしゃる今日このごろであります。とはいえ、いまだに単衣の着物に麻襦袢を着ている私は何?ここはどこ?着物は暖かいというのもあります。浜松は暖かいというのもあります。でも、それが気持ちいいのですからしょうがない。
よく言う「着物警察」に見られたら何を言われるのか?「着物警察」って何?噂には聞くけど、見てたい。会って見たい。何を言われるのか?言われた時に、その凝り固まった考え方をほぐしてあげたい。などと、いまだに単衣を来ていることの言い訳まがいの事を言いつつ、でも、明日からは冷え込むらしいので、ようやく袷を着られるのか?と妙な安堵感を感じている秋の夜長であります。
今月の始めは強烈な台風がありました。浜松の住人も、珍しい体験をし、災害の怖さを少し感じました、でも、すでに喉元過ぎた感もあり、青空を見ていると忘れるのも早いというのは、私だけ?それにしても、あの風の強さは異常です。いつまでも暖かいのも異常です。それもこれも温暖化のせいらしいですね。
単衣の時期拡大は現実ですし、温暖化の影響が年々増しているのも体感します。風も雨も凶悪?化してます、大雨が降ったりすると、着物を着ましょうなんて気軽には言えませんが、「どんなときも着物だ」という覚悟をもってしまうと、割に平気。それなりの備えもするのですが、日頃から、着物で避難、道が川になったときは、着物でゴムボートに乗るのだ!と思っていると、台風くらいではビクともしませんよ。備えあれば憂なしといいますが、覚悟あれば憂なしと言っておきます。
多少、やせ我慢もあるかもしれませんが、こんなとき、着物だったらどうするか?など考えているとオモシロイです。お試しください。
Posted by +yasu at 22:00│Comments(0)