2007年07月12日
色素をもらう
沖縄に行きました
あの、あけずば織の上原美智子さんの工房を訪ねました。
繭から糸をひき、沖縄の植物などから草木染めを行い、織り上げるまで、全てを手がける上原さんのこだわりは、色。色を追い求め、繭にこだわり、糸にこだわり、織にこだわる。そんな印象をうけました。
「色素をもらう」というのは上原さんの言葉。自然から色を分けてもらうという感じなのでしょう。
あの1本の糸だけから作ったショール。わずか8個の繭からとり、その重さわずか3グラム。わずかな風でもフワリと浮く、まさに羽衣。手の上に乗せていただき、その感触は、、、手の体温で融けそうな不思議なかんじ。8個の繭のちいさな命の暖かさが心地よかったです。うまく言えないけれど、、。
写真は、そのとき頂いた上原さん自家製パッションフルーツ。甘さも酸っぱさも、とっても濃厚でおいしかったです。それと、たくさん見せていただいた作品の中のひとつで、夕焼けという名のショール。透明感と艶がとても綺麗でした。
上原さん、ありがとうございました。次の作品を楽しみにしております。
byY
Posted by +yasu at 22:00│Comments(0)
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